施工事例

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東京都荒川区 Y・U邸

「軟弱地盤でもヘビメタを爆音で」
超狭小地への挑戦

地上階も設計・施工

長屋をカットして生まれた間口二間(3.6m)の細長い敷地。両隣の建物は越境して建ち、敷地の間口をさらに小さくしています。また、近隣の住宅の汚水管が敷地内を横断しているため、敷地の使える部分はさらに小さくなっています。地盤は掘削するそばから崩れ落ちる砂地盤で、地下水位が-1.8m。逃げ出したくなるような悪条件のオンパレードです。

この敷地を最大限に使って、建坪6.6坪・地下1階・地上3階の外断熱RC超狭小住宅を建設しました。地下に音楽スタジオ、1階に駐車スペース・玄関・トイレ、2・3階に居間・寝室と水まわりを配置しています。

  • 敷地面積 :35.43㎡ (10.71坪)
  • 延べ面積 :83.85㎡ (25.36坪)
  • 建築面積 :21.89㎡ ( 6.62坪)
  • 容積対象面積 :83.85㎡ (25.36坪)

設計・施工のポイント

小さな敷地をできるだけ有効に使うために、階段は最小限のコンパクトなサイズに。地下の音楽室へのグランドピアノの搬入は階段からはできないので、駐車スペースの床に専用の搬入口を設置しました。トイレ、ユニットバス、キッチンなどの水まわりは最小限の動線となる位置に配置し、機能はできるだけ兼用させ、リビングや寝室などの居室ゾーンにできるだけ大きい長方形のスペースが確保できるように工夫しました。また、空間を少しでも大きく感じられるように、建物の端から端まで視線が抜けるプランとしています。

スタッフから一言

超狭小地で、軟弱地盤、更に前面道路も狭く、本当に建築が可能なのか不安になる条件だらけでした。
工事関係者と協議しながら、様々な工夫を行いました。
仕上げにはこだわりました。面格子やドアノブ一つ一つまで、YUさんのこだわりを形にしました。

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