施工事例
カテゴリ:
東京都世田谷区 M・T邸
究極の省エネ「RC外断熱住宅」
弊社独自開発のローコスト外断熱工法住宅の第1号です。
コンパクトな平面ながら床下に大収納や天井高さ3.7mの共用部があり、空間的に広がりのある住宅です。
- 敷地面積 :84.66㎡ (25.60坪)
- 延べ面積 :107.46㎡ (32.50坪)
- 建築面積 :41.46㎡ (12.54坪)
- 容積対象面積 :74.46㎡ (22.52坪)
設計・施工のポイント
地階はご夫婦の個室とウォークインクロゼット。個室は駐車スペース下部のドライエリアに面しています。ドライエリアは上部のグレーチングから柔らかい光が下りてくるプライベートな庭。道路からの視線はグレーチングが遮断してくれる、落ち着いた外部空間です。
1階は家族の集まるパブリックな空間。出窓とダイニング上部の吹抜けに面した開口から南側の光が降り注ぎます。2階は子供室と水まわり。最大天井高さ3.7mののびやかな空間です。春にはドライエリア上に1.1m張り出した廊下の大きな窓ごしに桜の並木が眺められます。
お客さまの声
家内の実家の隣接地の25坪の土地に家族4人(私・家内・子供2人)で快適に暮らせる家を建てたいと考えました。3階建てが建てられない土地であったため地下室付の住宅を検討しているなかで、株式会社地下室さんのホームページを見つけました。
施工実績・技術的にも信頼できると思い、またストレートな社名にも自信の程を感じ、設計・施工をお願いすることにしました。
地下は夫婦の寝室、クローゼットとして使用しています。ひと夏を過ごしたところですが、外張り断熱・高気密の設計、除湿機、常時換気のおかげでしょうか、エアコンの使用量も以前に比べかなり少なく済み、快適に暮らしています。
北側にある大きめのドライエリアは想像以上に明るく快適なスペースになっています。喫煙スペース、簡易バーベキュースペースとして利用することもあります。
東日本大震災後の余震が続いた時も揺れを感じることが少なく、非常に安心感がありました。
井上社長、辻さん、細沼さん、設計・施工に携わっていただいた皆様、本当にありがとうございました。
スタッフから一言
東日本大震災の日はM・T邸にいました。大きな揺れを感じたものの、特に工事に影響はなく、作業者全員が作業を止めることはありませんでした。
しかし、近隣からけたたましい警報音や、学校プールの水が道路に溢れ出るなど、ただならぬ周囲の状況から、ニュースを確認し、全員に帰宅の指示を出しました。
地下室があることで、こんなにも地震力が低減されていることを体感できた現場となりました。