よくあるご質問
地下室に関するよくあるご質問・ご相談の内容をご紹介いたします
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Q1:
地下室だけではなく、上屋建物の設計・施工も対応できるのしょうか?
- 個人
- 工務店
- 住宅メーカー
地上階の建物をプランニングした後に、地下室をプラスαとしてプランニングすることが良く行われています。これでは地下室の良さが十分に引き出せないばかりか、コストパフォーマンスの非常に悪い地下室をユーザーに押し付けているようなものだと、私たちは考えています。
地下室と上屋を掛け合わせてトータルにプランニングすると、「家が強くなる」「人に優しい快適空間を作れる」「家を広くできる」「敷地を有効に使える」「人の動線を最少にできる」「メンテナンスコストを最少にできる」「トータルな建設コストを最少にできる」などのメリットを実現することができます。世間ではまだ一般的でない地下室ですが、それをメインに設計・施工している弊社だからこそできる地下室付住宅のトータルプランニングをお勧めします。 -
Q2:
地下室だけでも設計施工してもらうことは可能でしょうか?
- 個人
- 工務店
- 住宅メーカー
可能です。弊社は、大手住宅メーカーや工務店の協力業者として、地下室または地下車庫付き住宅の施工に協力することの方が多いです。
- 建物全体の施工は住宅メーカー等に頼みたいが、頼む前に地下室や地盤の設計や施工について専門家の意見を聞いてみたい
- 地下部分の設計および施工は株式会社地下室に頼みたいが、上屋部分は好みの住宅メーカーに頼みたい
- 地下部分の施工は株式会社地下室に頼みたいが、住宅全体の設計・施工・監理は大手の住宅メーカーに頼みたい
- 自分の考える家づくりに最適の住宅メーカーを紹介して欲しい
このようにお考えの方は、是非、株式会社地下室にご相談下さい。
各住宅メーカーの展示場や資料をご覧になって、これはと思われる住宅メーカーや工務店が決まったら、その住宅メーカー等に企画や見積りを依頼する前に、まず弊社にご連絡下さい。
下記の住宅メーカーに、弊社より紹介させて頂くと、さまざまなメリットがあります。各社の代表的な工法で分類したもので、上記以外も含め複数の工法に対応する住宅メーカーもあります。木造系住宅 - アキュラホーム、木下工務店、ジューテックホーム、スウェーデンハウス、住友林業、大和ハウスウッドリフォーム、大和ハウス工業、T&W、日本ハウスホールディングス、富士住建、三井ハウス、他 (50音順)
軽量鉄骨系住宅 大和ハウス工業、東京セキスイハイム、パナソニックホームズ、他 (50音順) -
Q3:
どのくらいの期間で地下室は造れるのでしょうか?
- 個人
- 工務店
- 住宅メーカー
半プレハブ工法のため、場所打ち鉄筋コンクリート工法にも関わらず、従来の鉄筋コンクリート工法の2/3程度の工期で地下階の躯体工事が完了します。
そのため、15坪未満の地下室であれば躯体工事に1ヶ月強、地上階のRC基礎工事(地下室真上と地下室廻りの木造等のベタ基礎部工事)に1ヶ月弱、合わせて2ヶ月程の工期で上屋地上階の工事に着手できます。
地下室の内装工事は、地上階の内装工事と並行して行われます。 -
Q4:
地下水位が高くても地下室は造れるのでしょうか?
- 個人
- 工務店
- 住宅メーカー
弊社のDeMesh工法により建築したRC地下室は、従来工法により建築したRC地下室に比べてコンクリートの欠陥が発生し難く、強度や防水性など格段に優れた品質となります。さらに、地下室躯体は、特殊なゴムアスファルト吹き付け工法により施工された継ぎ目無しのゴムアスファルト防水層の内側に構築されます。従って、従来のRC地下室に見られるような漏水の可能性は極めて低いと考えられます。(防水保証10年間付)
地下水位が掘削底面より高く、山留め壁施工時の湧水が著しいと予想される地盤条件の場合には、掘削および躯体施工作業中は地下水位を掘削底面より低下させておく必要があります。釜場の設置、躯体下への暗渠排水管の埋設、山留工法の変更(止水のための地盤改良、地中連続壁山留工法、地下水位低下工法等の採用)など、特別な追加処置が必要となります。そのため、地下水位や地盤条件が悪い場合には相当のコストアップになるので注意が必要です。 -
Q5:
地下室のみの場合、施工範囲はどこまででしょうか?
- 工務店
- 住宅メーカー
地下室の形態、建物の請負形態、上屋建築業者の施工能力などにより、さまざまなケースが考えられますが、もっとも明確で単純な区分は地下室躯体までです。しかし、上屋建築を担当するのが木造建築を専門とする業者である場合には、RC建築に不慣れなことが多いため、上屋担当の大工さんができないところまでを考えて、地下室の躯体廻りについて現場発泡の断熱ウレタン吹き付け後、内装下地材(プラスターボード等)を張る胴縁・野縁に相当する軽鉄下地まで、床は置き床下地(捨て張り除く)まで、建具はRC用が必要となる外部建具までの範囲を請負うのが、効率的かつ現実的と考えています。
地下室のみ施工の場合の工事請負範囲の詳細については、設計事務所・住宅メーカー担当者様へをご参照ください。 -
Q6:
どの地域まで施工対応できるのでしょうか?
- 個人
- 工務店
- 住宅メーカー
主たる施工地域は、東京都・神奈川県(東部)・埼玉県(南部)・千葉県(西部)となります。その他の地域に関しても、ご相談に応じて承ることができます。
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Q7:
防音設備がない地下室の場合、楽器などを使用して近隣住宅に騒音が伝わるようなことはありますか?
- 個人
地下室は周囲を音が伝わり難い地盤に囲まれているため、基本的な能力として、地上階に比べてはるかに優れた遮音性能があります。そのため、一般的なホームシアター使用やピアノ練習等であれば、近隣から苦情が出ない程度の騒音である例が多いようです。ただし、サッシや階段等の開口部、電気設備や換気設備のダクトのすきま等に対する遮音対策は、通常工事以上に気をつかって行う必要があります。
しかし、かなり積極的に大音響を楽しむ場合や打楽器を楽しむ場合には、専門業者による本格的防音・遮音工事が必要となります。なぜなら、高音の通しやすさは重量と反比例するためです。コンクリートは重量がありますので高音は通りづらくなる一方で、ドラムなどの打楽器から出る低音やオーディオの重低音等は、コンクリート躯体等個体の振動で音が伝わり(低音伝搬と云う)ます。これを抑えることは難しく、浮き床工法等の特別な防音工事が追加で必要となります。 -
Q8:Q5:
地下に寝室を設置する場合、機械換気と除湿機があれば快適に過ごせるのでしょうか?
- 個人
地下室の温熱環境は比較的安定しています。それは年間でも一日間でも、地中の温度変化幅(地下3m付近では冬11℃~夏21℃)が、地上の気温の変化幅に比べて少ないからです。しかし、体感には個人差があることと、立地や地盤条件によって、温熱環境は変わるため、夏の暑さ対策としてエアコンの設置を推奨しています。
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Q9:
地下室があることで、地盤が緩くなったりすることはあるのでしょうか?
- 個人
擁壁や造成などの場合は、埋戻し工事が必ずあります。転圧不足などの原因により地盤が緩くなることがありますが、地下室施工の場合は、きちんと設計計算した山留め壁を構築しながら周囲の地盤を緩めないようにして掘削工事を行いますので、ほとんどの場合埋戻し工事はありません。したがって、地下室施工により地盤が緩くなることはありません。
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Q10:
地下室を新たに作る場合、高さ(深さ)制限はあるのでしょうか?
- 個人
- 工務店
- 住宅メーカー
工法によって変わりますが、壁式構造には高さの制限があります。一般的な計算方法では、構造階高3.5mまでです。また、立地や接道条件によって、使用できる重機の性能が変わり、掘削深さの制限がある場合があります。
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Q11:
住宅地のような密集した所で周囲が地下室を作っても、地盤の強度は下がらないのでしょうか?
- 個人
適切に設計して山留工事を行えば問題ありません。山留工事には専門的な知識が必要で、安全を確保するために必要な計算があります。安全に山留工事を行うことで、周辺地盤に影響なく施工することができます。
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Q12:
地下室に断熱処理は必ず必要なのでしょうか?
- 個人
必要です。地下室の結露は、夏に起こりやすくなります。地熱でコンクリートが冷やされ、そこに夏の高温多湿の空気が触れると結露を起こします。換気設備や除湿設備だけでは間に合わない場合も、断熱処理がされていれば問題ありません。